ノーサイド
今日、みやぞん目当てで見た番組で、ユーミンの名曲「ノーサイド」が流れました。
「あーこの曲好きなんだよなあ」
好きといっても、私はこの曲の歌詞もタイトルすらも知らなかったのですが。
ノーサイドにまつわるエピソードは素敵でした。
この曲のモデルといわれるラガーマン(実は違った、という話だったのですが)は私と同じ年。
それもあるのでしょうか、優勝をかけたキックを彼が外したフィルムを見た瞬間、高校時代の記憶がフラッシュバックしました。
若く、人生には希望しかなかった光に満ちた日々。
過去の幸福に突然放り込まれるのは、甘く切ない。
我に返った私にユーミンは優しく問いかけます。
何をゴールに決めて 何を犠牲にしたの
私の人生にこんなドラチックな瞬間はなかったけれど、私も何かをゴールに決めて、何かを犠牲にして生きてきました。
みんな、きっと同じ。
たとえゴールを外しても、あなたは主人公、とユーミンがエールを送ってくれているように感じました。